大袋にすると100gあたりはどれだけ下がるのか、同じ商品の容量違いで調べた
Amazonのアソシエイトとして、みけねこフードラボは適格販売により収入を得ています。記事内の商品リンクからの購入で当サイトに紹介料が入りますが、掲載内容は実際に購入・使用した上での評価です。
結論から
同じ商品で容量違いが揃っている12系列について、小さいほうの100gあたり単価が大きいほうの何倍かを計算しました。
| 商品系列 | 容量 | 100gあたりの倍率 |
|---|---|---|
| ニュートロ ワイルドレシピ | 1000g → 2000g | 1.07倍 |
| ロイヤルカナン 糖コントロール | 2000g → 4000g | 1.09倍 |
| ロイヤルカナン 低分子プロテイン | 2000g → 4000g | 1.09倍 |
| ロイヤルカナン 満腹感サポート | 2000g → 3500g | 1.12倍 |
| ナチュラルバランス オリジナルウルトラ | 800g → 1800g | 1.13倍 |
| ロイヤルカナン 腎臓サポート | 2000g → 4000g | 1.15倍 |
| ロイヤルカナン キトン | 2000g → 10000g | 1.16倍 |
| ロイヤルカナン ユリナリーS/O | 2000g → 4000g | 1.17倍 |
| ヒルズ ストルバイト療法食 | 2000g → 4000g | 1.18倍 |
| ロイヤルカナン ユリナリー ケア | 400g → 2000g | 1.29倍 |
| ロイヤルカナン ヘアボール ケア | 400g → 2000g | 1.29倍 |
| ロイヤルカナン インドア | 2000g → 10000g | 1.41倍 |
中央値は1.16倍、範囲は1.07〜1.41倍でした。
つまり大袋にすると100gあたりはだいたい1〜3割ほど下がります。「倍近く違う」というほどの差ではありません。
400gからの跳ね上がりが大きい
表を眺めると、倍率が大きいのは2種類に偏っています。
- 400g → 2000g の系列(1.29倍)
- 2000g → 10000g の系列(1.41倍と1.16倍)
400gという小容量はお試し用の位置づけで、単価が高めに設定されています。逆に10kgは業務用に近い容量で、そのぶん下がり方が大きい。
2kgと4kgの比較だと1.09〜1.18倍に収まります。日常的に選ぶ範囲では、容量による差はそれほど劇的ではない、というのが実態です。
食べきる日数を計算に入れると逆転する
ここからが本題です。単価だけを見ると大袋が有利ですが、食べきるまでの日数を無視できません。
4kgの猫が1日60g食べるとして計算します。
| 容量 | 食べきるまで |
|---|---|
| 400g | 約7日 |
| 2000g | 約33日 |
| 4000g | 約67日 |
| 10000g | 約167日 |
ドライフードの開封後の目安は1か月程度とよく言われます。 保存の記事にも書いたとおり、劣化の原因は空気・光・温度・湿度で、開封した時点から進みます。
この表と突き合わせると、
- 2kg → 約33日。ちょうど目安の範囲に収まる
- 4kg → 約67日。後半のひと月が目安を超える
- 10kg → 約167日。5か月以上かかる
10kgの袋で1.41倍の差を取っても、後半は酸化の進んだフードを与えることになります。猫が食べ残すようになれば、安く買った意味はなくなります。
1匹飼いなら、10kgの袋はまず選ばないほうがいいというのが計算上の結論です。
多頭飼いなら話は別
同じ計算を頭数で割ります。3匹いれば1日180g、10kgの袋でも約56日です。 4kgなら約22日で、目安の範囲に十分収まります。
大袋が有利になるかどうかは、単価ではなく消費速度で決まります。 月に何グラム消費するかを一度計算しておくと、以後は迷わなくなります。
1か月の消費量 = 1日の給与量 × 頭数 × 30
これに近い容量を選ぶのが、単価と鮮度の両方で無駄が出ない買い方です。
小分け包装という選択肢
大袋でも500gずつなどの小分けになっている商品があります。これなら開封するのは食べる分だけなので、日数の問題が起きません。
容量あたりの単価だけでなく、包装の仕方も見る価値があります。商品ページの写真や説明で確認できます。
この数字について
- 楽天市場の最安値を毎日記録したデータから、最新の値で計算しています
- 対象は、同じ商品で容量違いが2つ以上そろっていた12系列です
- 価格は変動します。 ここに載せているのは倍率だけで、実際の価格は
各商品のページでご確認ください
- 店舗や時期によって、この倍率は変わります
まとめ
- 大袋の100gあたりは中央値で1.16倍安い。範囲は1.07〜1.41倍
- 差が大きいのは400gからと10kgへの飛び。2kgと4kgの間は1.09〜1.18倍
- 4kgの猫1匹なら、2kgで約33日・10kgで約167日
- 開封後の目安が1か月程度であることを考えると、**1匹飼いの大袋は
劣化と引き換えになる**
- 判断基準は単価ではなく1か月の消費量。小分け包装なら問題は起きない
価格の一覧では、内容量と100gあたりの単価を並べて見られます。毎日記録しているので、値動きも一緒に確認できます。